夏目漱石 『彼岸過迄』 十五 けれども身の一大事を即座に決定するという非常な場合と違って、敬太郎の思案には屈託の裏に、どこか呑気なものがふわふわしていた。 この道をとどのつまりまで進んで見ようか、またはこれぎりやめにして、さらに新らしいものに移る支度をしようか。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア