坂口安吾 『山の神殺人』 このお礼に、平作は十万円を投げだして、お加久のためにお堂を立てることになっていたのである。 平作は捕えられたが、黙秘権を行使して一言も物を云わない。 たぶん彼はこの世で実現できなかった夢を牢屋の中へ持ちこんでいるのだろう。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア