坂口安吾 『吝嗇神の宿』 実にもうダラシのない寝姿。 胴体も手も足もめいめい思い思いに不可解きわまる曲線をえがき、鼻からはチョーチン、口からは三原山の熔岩のようにおびただしいヨダレをながしている。 こんなに完ペキに威厳のない寝姿というものが、めったに見られるものじゃない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア