坂口安吾 『餅のタタリ』 元日の午、村の重立った者が役場に集って、心ばかり新年を祝うことになっていた。 平吉は今年の元日に限って朝から一杯キゲン、大そうよい心持だ。 午になると、ツリ竿とビクと手ヌグイ包みをぶらさげて、満面に笑をたたえて役場へ急いだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア