坂口安吾 『保久呂天皇』 部落の全戸数はたった十一戸にすぎないが、警官にとってはその各々が孤立した城であった。 城外に援助をもとめる必要はない。 彼らはその城に閉じこもる限り安全で、よその出来事に対しては「知らない」という完璧で絶対的な表現があった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア