坂口安吾 『保久呂天皇』 その論争が位置の上下から始まったし、論争してる者が事ごとに敵手たる二名であったから、久作はふと考えた。 この部落の天皇は自分の家であったかも知れない。 なぜなら十一戸の戸数のうち、上に五戸、下に五戸、自分の家は真ン中だ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア