坂口安吾 『保久呂天皇』 これが重大である。 金持が辛抱づよくなるのは中平自身の心境にてらしてもよく分るが、貧乏人が辛抱づよいというのはすでに不穏のシルシである。 赤穂四十七士のように不穏のタクラミがある時にかぎって貧乏人がジッと我慢するものだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア