坂口安吾 『お奈良さま』 中学校二年の糸子は押しも押されもしない言論界の猛者であった。 学内の言論を牛耳るばかりでなく、町内婦人会や街頭に於ても発言することを好み、彼女の向うところ常に敵方に難色が見られた。 この糸子がソメ子にまさるお奈良さまギライであった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア