坂口安吾 『お奈良さま』 そんなわけで花子は寺へ泣いて帰った。 お奈良さまもソメ子にトドメをさされて戻ってきたところであった。 自分のトドメだけなら円熟した心境でなんとなく処理もできるところであったが、花子の悲哀は思わぬ伏兵であるから気がテンドーした。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア