坂口安吾 『狼園』 これは至純の愛から見れば全く論議の外である。 蒐集狂の一スタンプ一切手一レッテルの存在価値がどの理由から一人の蕗子に劣るであらう! 然し斯んな大まかな独断的な放言は、心の底の微細な襞を誤魔化すために振り下した切れ味の悪い斧のやうにも見えるだらう。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア