坂口安吾 『母を殺した少年』 警備の武士は新発田藩から駈けつけたが、街角を右往左往の警備の武士を見ることに怯えきつた町民達は、白昼から窓を閉して暗らがりの中にひれふしてゐた。 列国の領事館が立ちはじめた。 因循怯懦の厭世港は黎明日本に皮肉な一役をつとめたのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア