坂口安吾 『母を殺した少年』 すると恰もすでに救ひを受けたやうな安堵にみちた清々しさが流れてきた。 いちはかねて教へを受けた宣教師ブレルスフォードを訪れた。 神を道具に使ふ暗さも、自らを憐れむ惨めさもいちの意識を汚さなかつたが、はりつめた決意を語るうちに自然に眩暈が起きてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア