坂口安吾 『老嫗面』 とにかく此処まで来たことで気持は充分済んでゐると思ふのだつた。 然し手紙を書き残さねばならないやうな心残りが、ぼんやり頭にからみついて離れなかつた。 松江は廊下の窓に凭れて、外の景色を眺めてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア