坂口安吾 『老嫗面』 その代り五日に一円ぐらゐづつ、ねてゐるタツノの枕の横へそつと置いてくるのであつたが、時々金の失くなることに変りはなかつた。 ひどい時には一日のうちに三度四度同じことがあるのであつた。 それはもう金の必要のせゐではなかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア