坂口安吾 『手紙雑談』 尤も私の想像である。 私は廿二歳の晩秋愈々頭が狂ひさうになつたのでいつ自殺してしまふのか自分でも見当がつかないと思はずにゐられなかつた。 そこでその頃たつた一人の友達だつた山口といふ岸田国士門下の俳優の卵へあてゝ書置きめいた手紙を送つた覚えがある。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア