坂口安吾 『気候と郷愁』 まだ根の堅い白皚々の雪原へとびだし、青空に向つて叫びたいやうな激しい思ひに駆られながら、とびまはらずにゐられないと言ふのである。 太陽の歓喜を最も激しく知るものは、実は雪国の人々であるかも知れない。 雪国の郷愁の中にはいつも南国が生きてゐるのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア