坂口安吾 『吹雪物語』 卓一は筆を措いて立ち上り、彼も亦窓に凭れて外を眺めた。 下をこの市のメーンストリートが走つてゐる。 人も自動車も動いてゐるが、東京の生き生きとした賑ひには、たうてい比ぶべくもない凋落の白さがみちてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア