坂口安吾 『吹雪物語』 この憂鬱を繰返すこと、そのことほど、欲せぬものも尠かつた。 新潟港も四五千噸の貨物船が埠頭へ横づけになるやうになり、紅毛碧眼のマドロスが、むしろ暗らさを訝しげに、古町通りを歩いたりする。 二人は、古町のとある明るい店で、休んだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア