坂口安吾 『吹雪物語』 然し彼等の善良さや孝養ぶりを見るにつけて、粒々辛苦の数万円を、かうして手もなく持つてゆかれてしまふのだ。 さう思はずにゐられなかつたのであらう。 酒ものまず、女遊びもめつたにやらず、粒々辛苦の数万円であつたのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア