坂口安吾 『吹雪物語』 顔をそむけて窓外の景色のみ眺めながら、景色すらすでにまつたくさめはてた別の感じに変らしめられてゐることを見出さずにはゐられなかつた。 その空隙に堪えがたい思ひのみした。 ああ景色すらさめはてたものに変らしめるこの男。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア