坂口安吾 『吹雪物語』 改札口へ近づくと、流れて行く人波の列から、突然彼はひらひらと、落ちるやうにはみだしてゐた。 まるで自分の神経によつて、列の外へはじきだされたやうであつた。 再び彼の全身が、ひとつのもつれた神経だつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア