坂口安吾 『吹雪物語』 駅員の問ひに対して、ええ、とか、いいえ、と答へることが、可能のすべてであつたやうだ。 物腰のみは極めて慇懃であつた。 そしてそこでも、駅員の一々の言葉に対して、各々際限もなく、お辞儀に似た動きをくりかへしてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア