坂口安吾 『吹雪物語』 野々宮は、たしかに仕事に没頭した。 仕事に興を覚えてゐるとも思はなかつたが、ふと気がつくと、己れを忘れて仕事に没頭してゐた自分を、見出すのだつた。 そして二人の伝記の主へ、その親しさを肉体的なものにまで、深かめてゐる自分を知つた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア