坂口安吾 『吹雪物語』 と、酔漢は、あなたの返事はもはやきくまでもないのです、といふやうに話を結んだ。 そして酔漢の談儀のあひだ、野々宮は慇懃に小腰をかがめて、会釈しつづけてゐたのであつた。 談儀が終ると野々宮は更に慇懃に「どうぞ」と言つた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア