坂口安吾 『吹雪物語』 そこに語られる言葉も、夢の中の思ひであつた。 「ここにひとつの真心が、夜毎に僕を待つてゐます」野々宮は左門に言つた。 「真心はお墓の下へ眠りに行く道連れになることはできても、人間の生き生きとした生活の対象にはなりかねるやうですね。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア