坂口安吾 『吹雪物語』 護送の自動車のあとをつけて、左門の自動車も警察へついた。 誰がどのやうにすすめてみても、左門はたうとうきかなかつた。 警察の片隅のベンチに腰を下して、取調べのすむ深更まで坐りとほしてしまつたのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア