坂口安吾 『吹雪物語』 吹雪のひどい夜であつた。 吹雪の夜は、闇空を走る北風の悲鳴だけでも、やりきれない。 卓一の少年の頃は、吹雪の夜といひさへすれば、きまつたやうに電燈が故障を起して消えたものだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア