坂口安吾 『吹雪物語』 在るものはこの瞬間に始められたこの現実と、そして過去のあらゆる思念を暗黒の幕の彼方へ見失ひ、この瞬間から誕生した新らたなそして幼稚な心があるばかりである。 「この女なのだ……」卓一は思ふのだつた。 この女。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア