坂口安吾 『吹雪物語』 然し卓一はさうではないと思ふのだつた。 ためらひや怖れを忘れなければならないところの、最も信頼すべき大現実がここに生れてゐるのだから、と。 ――この感動をだきしめてまもるだけでも絶海の孤島に住みうる筈だと彼は心に叫んでゐたのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア