坂口安吾 『吹雪物語』 まともに吹雪が突きあたる時は、その眼もとぢて立ちすくまねばならないし、踏みだしかけた足の坐りが悪い時は、よろめきもしなければならぬ。 けれども狂暴な大自然の無情さがなんの苦痛にも思はれなかつた。 むしろ安らかに見えるのだつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア