坂口安吾 『吹雪物語』 夜が更け、そしてもう澄江に会へる見込みのつきた時間がくると、どうにか気持もおさまるのだつた。 その時間が訪れるまでといふものは、ただわけもなく友達の顔が恋しかつた。 ただお喋りをしてゐるだけで、いくらか不安がまぎれるのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア