坂口安吾 『吹雪物語』 卓一と結婚してはもう浮かぶ瀬がないやうだ。 明るい、そしてひろびろとした人生へ、再び浮きでる浮力のすべてを失つてしまひさうに見えるのだ。 家庭の暗がりに蠢めくところの一匹の虫になるばかりである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア