坂口安吾 『吹雪物語』 卓一は後になつてさういふ風に思つたのである。 一般に女の犯罪者は己れの情熱に負けがちだといふ。 カッとして人を殺す情熱はあつても、その犯跡をかくすだけの永続し分裂する感情はなく、頭かくして尻かくさずのへまをやりがちだと言ふのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア