坂口安吾 『吹雪物語』 毒蛾の魅力を愛すことと、現実に毒蛾の毒に傷つくこととは話がだいぶ違ふやうだ、と。 毒蛾を愛す精神は低俗な日常性を離れたところのかなり高度のそれであつた。 然し日常の平々凡々な精神は、常にかくの如く高度のものではありえないのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア