坂口安吾 『吹雪物語』 恰も腐肉の悪臭にみちた暗黒の国に蠢めくところの眼もなくまた耳もない蛆虫どもの行ひのやうに、光なく、そして醜悪である。 ひろい大空の下へ行かう。 昨日の愁ひを今日はもう忘れることができるやうな、束縛のない青い空へでやう。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア