坂口安吾 『吹雪物語』 そして混血少年は白痴であつた。 この少年は小学校へも通はなければ、教会のポプラの杜から一歩踏みだすこともなかつた。 異人池は少年達の遊び場で終日ざわめきが絶えないのに、そのざわめきに誘はれてポプラの杜をふみだすことがつひぞないのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア