坂口安吾 『吹雪物語』 それが即ち初夏だつた。 長い長い冬の終りが漸く訪れた季節なのである。 この土地に端午の節句がむやみに盛大な一因は、陰鬱な住民達が自らは意識せずに季節の歓喜を歌つてゐるのではあるまいか。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア