坂口安吾 『吹雪物語』 なぜつて自分と卓一の二人のあひだに残された唯一のことは、もはや肉体があるだけなのだ。 肉体が、けれどもそれほど秘密くさい後生大事なものだらうか。 澄江は卓一に向つて由子のことを厳しく責めたことがあつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア