坂口安吾 『吹雪物語』 然し卓一には知らせなかつた。 新潟から満洲航路の船もでるが、やうやく三千噸の小さなもので、乗りたがる人がすくない。 然し朝鮮北東端の羅津へ上陸し、ここから汽車で国境を越え新京へ走るコースは、単に距離の上だけではたしかに最短に相違なかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア