坂口安吾 『吹雪物語』 澄江は汽車で神戸へまはり、賑やかな、そして華やかな道を通つて新京へ行くことにした。 落ち、そして流れる気持であるにしても、まるで落ち、そして流れるためにあるやうな暗らくまた荒涼たる新潟の航路は、たうてい澄江に堪えがたいものであつた。 北方へ行かう。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア