坂口安吾 『吹雪物語』 「あした一時ごろ来てちやうだい。 待つてるわよ」と他巳吉の耳が澄江の声をきいてゐる。 然し他巳吉は言葉よりも、むしろ澄江の表情を印象し、言葉よりも声の感じや色あひを聞いたのだつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア