坂口安吾 『吹雪物語』 足腰の確かなうちに、もう一度京見物やお寺詣や伊勢参宮や名所見物に歩きたいとは思つてゐた。 還暦の年に愈々俺も隠居だといふ心構えで殆んど日本一円をのんびり歩きまはつてきた。 然しまだ覇気の残つた年齢であつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア