坂口安吾 『吹雪物語』 私ね、暗くなつてから走りだす汽車が堪らないのよ。 ほんとは夜汽車がいやなんだけど……暗闇のなかにごつとん/\音ばかりして。 どこへ連れて行かれるんだか分らないやうな心細い思ひがしてとても我慢ができないやうな気がするけど、そこまで我儘も言へないもの。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア