坂口安吾 『吹雪物語』 老衰の感じが深い。 二十数貫の巨躯ではあるが皮がたるんで生気がなく、全身腐肉のやうでもあり、腐肉の隙間にその混濁した異臭芬々たる漿液を貯えてゐるやうにも見えた。 よそ目にももはや旅行は無理だつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア