夏目漱石 『彼岸過迄』 須永の話の末段は少し敬太郎の理解力を苦しめた。 事実を云えば彼はまた彼なりに詩人とも哲学者とも云い得る男なのかも知れなかった。 しかしそれは傍から彼を見た眼の評する言葉で、敬太郎自身はけっしてどっちとも思っていなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア