坂口安吾 『吹雪物語』 そしてもはやその世界のもつ見方でしか物を見ることができなくなる。 そして生涯の不平不満を宝石の如く愛玩し楽しむのである。 夕凪のやうなその安逸は、外部からは惨めに見えても、その柵の内側に住む心達はもはや惨めではない筈である。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア