坂口安吾 『吹雪物語』 同県人すらごく小数の人だけがその名を知るにすぎないやうな山底の部落なのである。 汽車に乗るにも曲りくねつた山径を五里ほど歩いてからでないとガソリンカーの停留場へもでられない。 乗合自動車は走つてゐたが、長い冬が訪れると、それもきかなくなるのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア