坂口安吾 『吹雪物語』 この学期は停学処分のとかれる見込もまづないからと家人は帰郷をすすめたが、林平は一も二もなく拒絶した。 そして謹慎の期間中彼が自ら選んだ日課は、朝夕二回海へでて、逆まく怒濤へ飛びこむことであつたのである。 もはや雪が降りはじめてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア