坂口安吾 『吹雪物語』 東京へたつたひとり投げだされても怖くないと思ふやうになつてきたわ。 新潟で人目に怯えながらじめじめ暮すぐらゐなら、ひと思ひに……怖いことや苦しいことも、きつとこれよりましだと思ふわ。 ここにかうして暮してゐて、何を待たされてゐるのかしら。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア