坂口安吾 『吹雪物語』 エチオピヤ詰の特派員でも匪賊討伐の従軍記者でも平然として出掛ける奴だ。 月並な寂寥や感傷やあるひは一瞬の感情に盲ひて己れを投げすててしまふやうな幼い心はとつくの昔に忘れてしまつてゐるのである。 一度心をきめてしまへば理窟も利益もないのであつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア